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第2部講演者 プロフィール

 

「金環日食とスペースガード~太陽の恵みを実感し地球を護ろう!~

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高橋 典嗣

(日本スペースガード協会理事長)

1958年東京生まれ。明星大学理工学部物理学科卒。核物理の研究室でタンデム加速器を使った実験を行う。日本大学大学院博士前期課程で宇宙人間科学、千葉大学大学院博士後期課程で公共教育について研究。その間、明星大学日食観測団リーダー、日本学術会議第18期天文学国際共同観測専門委員、地学関連学会協議会議長、天文教育普及研究会副会長、千葉大学非常勤講師などを歴任した。専門は、太陽コロナ、地球近傍小惑星、スペースデブリ、理科教育で、地球を取り巻く宇宙環境をテーマとした研究と宇宙科学教育実践に取り組んでいる。現在は、日本スペースガード協会理事長、明星大学、神奈川工科大学非常勤講師を兼務。主な著書に『宇宙をみせて』(分担、恒星社厚生閣)、『学力向上につながる理科の題材(地学編)』(分担、東京法令出版)、『子どもの地球探検隊』(千葉日報)、『両さんの地球のしくみ大達人』(監修、集英社)、『地球環境教育実践集』(編著、アプリコット)、『スペースガード探偵団』(監修、アプリコット)などがある。


「はやぶさ2の挑戦 〜太陽系科学の最前線~」

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吉川 真

(JAXAはやぶさ2プロジェクトマネージャー)

1962年栃木県栃木市出身。東京大学理学部天文学科卒業。同大学院卒業。理学博士。日本学術振興会の特別研究員を経て、1991年からは郵政省通信総合研究所に勤務。1996年にニース天文台に派遣された後、1998年に文部省宇宙科学研究所に異動。現在は、宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所准教授。専門は天体力学、太陽系小天体の軌道解析、人工衛星や惑星探査機などの軌道決定、地球接近小惑星、スペースガードなど。日本スペースガード協会の副理事長を努めていた。「はやぶさ」プロジェクトでは、軌道決定を担当しつつ、途中からはプロジェクトサイエンティストそしてプロジェクトマネージャーを引き継いでいる。 また、後継ミッションである「はやぶさ2」のプロジェクトマネージャーを務める。主な著書に『はやぶさ2592日の奇跡』(講談社)、『シリーズ現代の天文学第13巻天体の位置と運動』(共著、日本評論社)、『図解雑学 よくわかる宇宙のしくみ』(監修、 ナツメ社)、『天文学への招待』(共著, 朝倉書店)、『小惑星衝突』(共著、ニュートン・プレス)、『図鑑宇宙』(監修、学研)など。


「太陽科学の最前線」

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日江井 榮二郎

(東京大学名誉教授、国立天文台名誉教授、元明星大学学長)

1931年東京生まれ。1953年東京大学理学部物理学科卒業。1955年東京大学大学院修士修了後、東京天文台(現在の国立天文台)、乗鞍コロナ観測所に勤務し、太陽の研究に従事。1979年東京大学東京天文台教授。1982年乗鞍コロナ観測所長。1988年~1992年国際天文連合日食委員会長。1992年明星大学教授、同学長。2005年アスンシオン大学名誉博士。現在、東京大学・国立天文台・明星大学名誉教授。主な著書に『母なる恒星―太陽』(共著、教育社)、『宇宙が分かるデータブック』(分担、NHK)、『天文学の20世紀』(分担、朝日新聞社)、『日本の天文学の100年』(分担、恒星社厚生閣)、『太陽は23才』(岩波書店)など多数。小惑星6731に「Hiei」が命名されている。