ファイバーオプティクス
ファイバーオプティクスによる、星の自然な輝き
光ファイバーを用いた恒星投影方式では、光は、それが必要であるところ、すなわち恒星原板の星像の穴にのみへ伝達されます。光源から放たれた光は、集中的に恒星原板の恒星の穴に誘導されます。これによって、光源から放射された光が有効に使われる割合は、劇的に向上しました。
また、ドームに映し出される恒星像の大きさを人間の目の分解能以下に押さえ込む技術の開発に、カールツァイスは成功しました。ツァイスのファイバーオプティクスが提供する星野は、星が本来持っている「輝き」を自然に再現した、素晴らしい光景をもたらしてくれます。星とバックグラウンドの間のハイコントラストは、星空に驚くべき奥行きと深みを与えます。
恒星投影装置には太さの異なる1000本ものグラスファイバーが、1/1000mmの精度で配置され使用されています。
ファイバーオプティクスには、4つの特徴があります。
- 恒星像が劇的に明るくなります。
- 人間の目の分解能以下の恒星像になります(すなわち恒星は点に見えます)。
- ランプの消費電力の劇的な低減が達成されました。
- 恒星を明るく映すことができるということは、ドームの反射率を低く設定することを可能とします。これは、全天ビデオの投影の時に、映像の高コントラストの維持に有効です。