LIBRA ORIGINAL 2002年度作品


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現在、私たちが、使っている星座は、ほとんどが西洋から伝わったもの。
しかし、私たち日本人にも、外国に誇れるすばらしい星空の文化がありました。
目立つ星の並びを手がかりに、いかつり漁船は漁の時刻を決め、農民は、種まきや刈り入れの時期を知り・・・。
まさに、昔の日本人は、星とともに生き、暮らしていたのです。

また、星とともに私たち日本人が大切にしていたのが、 お月様です。
月の満ち欠けは、実用的な暦として、また健康と幸せを祈る 祭事の目安として、大変大事にされて来たのです。
この番組では、そんな私たち日本人と夜空との係わり合いを、 星にまつわる日本の物語とともに紹介していきます。  

 



東京都奥多摩、水と緑のふれあい館。
物語は、一人の女子大学生が「日食供養塔」を訪ねるところから始まります。彼女の専門は「天文民俗学」。
幼いころ祖父母から、日本の星物語(浪花の徳蔵と子の星の話、あるいは、西春星の話)を聞いたのが、彼女が日本の星に興味を持った始まりでした。

調べてみると、日本の星はユーモラスで独創的なものがいっぱい。
土星を描いた家紋、流れ星のさまざまな呼び名、星につけられた素朴な名前・・。

日本にも、独自のすばらしい星空の文化があったのです。



番組では、思い出のシーンとして語られる日本の星物語を中心に、彼女の親しみやすい一人語りで、
日本の星について紹介していきます。
あまり、プラネタリウムでは触れられることの少ない日本の星たち。 これを機会に、古きよき時代に思いをはせてみませんか?


*この番組は冬の星座解説を含むバージョンと含まないバージョンがあります。
* 冬の星座解説付きバージョンでは、紹介する星物語は「西春星」になります。
* テーマのみで季節を問わないバージョンでは、紹介する星物語は 「子の星」になります。
*価格は、投影館の投影機システムその他によって異なりますので、個別にご相談させていただきます。
*この番組に対するお問い合わせ先
株式会社リブラ

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