LIBRA ORIGINAL 2006年度作品


ギリシャ1の英雄・ヘルクレス。
謎に包まれた誕生、成し遂げた12の冒険、悲劇的な最期、とその一生は
数あるギリシャ神話の中でも、群を抜いて数多くのエピソードでつづられています。
そして、春から夏にかけては、
その一生の物語に登場する様々な怪物たちが星座となって、 空にあげられています。

この番組では、英雄ヘルクレスの一生を、星空を彩る星座たちとともに、 ドラマチックに紹介して行きます。


ものがたり

ギリシャ1の英雄ヘルクレスは、神々の王ゼウスと ペルセウスの孫娘との間に生まれました。そのため、嫉妬深い ゼウスの妻ヘーラの怒りを買って、呪われた一生を過ごすことに
なります。最初の危機は、まだ乳飲み子の頃、差し向けられた二匹の 毒蛇。
しかし、ヘルクレスは持ち前の怪力で、この蛇をにぎりつぶして難を逃れます。

やがて立派な若者に成長したヘルクレスですが、ヘーラの呪いによって、一時的に正気を失い、愛する妻をあやめてしまったため、女神アテナの導きによって、12の荒行に旅立つことになります。


番組は、それぞれのエピソードと登場人物にまつわる星座紹介をオムニバス的に展開していきます。

首尾よく12の冒険を終えたヘルクレスは、新しい妻のディアニラとともに旅に出ます。
しかし、ヘーラの呪いは、どこまでも彼を苦しめます。
ヘルクレスが心変わりしたと疑ったディアニラが、ヘラの策略にはまって、毒のしみこんだ上着をヘルクレスに着せてしまうのです。体中が燃え上がるような痛みにおそわれ、耐えかねたヘルクレスは、不死身の体を返上し自ら積み上げた薪の上に体を横たえ、炎の中で一生を終えるのです。
勇ましい冒険話ばかりがクローズアップされがちなヘルクレスですが、その悲劇的な一生はあまり知られていません。
春から夏の星空には、そんなヘルクレスの生き様が、星座となって語られているのです。

この番組では、星空に散らばる星座たちを紹介しながら、物語を進めていきますが、 ご要望に応じてデジタルムービーの中で行う、「フルデジタルバージョン」とプラネタリウム本体の星空を使って紹介する 「本体星座絵併用バージョン」のいずれかをお選びいただけます。

*春から夏にかけての上映に適した番組です。
*ご要望に応じて秋の星座解説とセットにすることも可能です。
*価格は、投影館の投影機システムその他によって異なりますので、 個別にご相談させていただきます。

※この作品はデジタルでの投影が可能です。プルムービーをご用意していますのでお気軽にお申し付けください
*この番組に対するお問い合わせ先
株式会社リブラ

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