ガリレオ・ガリレイ。
近代科学をの基礎を築いた人物として、この人ほど有名な人はいないでしょう。
それは彼の生き方そのものが、自分が確かめたことだけを信じ、それを元に仮説をたて、さらにまた実験で確かめる、という近代科学の手法に乗っ取ったものだったからです。
しかも、早すぎた天才であった彼の功績が認められ、名誉が回復されたのは、なんと死後３５０年もたってからでした。

この番組では、現代によみがえったガリレオが、自らの人生を振り返りながらゆかりの地を紹介し、中世から現代にいたる宇宙観の変遷をたどり、科学的な物の考え方とはどういうことなのか？について私たちに語りかけます。

＜ストーリー＞

「けんか屋・ガリレオ」
それが、若い頃のガリレオについたあだ名でした。
疑問に感じたことをとことん追求しなければ気が
済まなかった彼には、アリストテレスの科学をそのまま
踏襲するだけの大学の講義は我慢がならなかったのです。
この番組では、ガリレオの一生にまつわるエピソードを
暖かみのあるイラストで紹介します。

そして、現代によみがえったガリレオは、私たちに訴えます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
人から聞いたことや本に書かれていることを、なんの疑いもなく信じてしまうことの危険を。

自分の目で確認したことに基づいて自分で考えることの大切さを。

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