■タイトル「宇宙はノンストップ」■内容私たちは宇宙の中をどのように動いているのでしょうか?私たちの地球は、毎日自転して回り、太陽の周りを公転して回っています。 さらに太陽自身も自転して回り、太陽系も天の川銀河の中を回り、夜空の星々もまた、それぞれの動きで銀河の中を回っています。 回って動くということは、安定しているということ! 難しい話をわかりやすく、ナビゲーターの二人が解説します。 >>>PDF版ダウンロードはこちら ■主な仕様ナレーション: 春日 了 大谷真純(プラネターリアム銀河座)猫たち: チャオ クッキー モモ マロン クロマメ アズキ(協力:加藤 治) 企画:プラネターリアム銀河座 制作・著作: 株式会社エーディマック シナリオ: 春日 了 キャラクターデザイン・アニメーション: 塚田洋子 CGアニメーション・編集: 福留政彦 CG: 藤井 昇 高畠規子 上映時間: 24分 ご提供可能な形式: HAKONIWAシステム |
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「宇宙はノンストップ」 |
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1. 猫たちとカメラ君
小高い丘の上で2匹の猫たちが、夜空を見上げています。いったい何を見ているの?カメラ君の視点で追ってみます。 |
2. 日周運動 猫たちは、あの光輝いてる点々は何だろうとか、星の動きに気がついているでしょうか?まさか自分たちが動いている、つまり日周運動している、ということには気がつかないでしょうね。 |
3. 天動説と地動説 私たちも、昔から地球が自転していることをわかっていたわけではないのです。長い間、天の方が動いている天動説=地球が中心で、その周りを太陽や惑星が回っていると考えてきました。地球が動いていると言及したコペルニクスが、およそ500年前。400年前にガリレオがやっと地動説を証明、ケプラーが惑星の法則というものを考えました。 |
4. 地球の自転と公転速度 猫たちを巨大化させて、地球の動きを観察してみましょう。地球は24時間で1回自転しています。猫たちが回っているスピードは時速1400km、1秒間だと380mも動いているのに、それに気がつかないってこと!? 地球は自転しながら、太陽のまわりを回っていますが、なんと秒速で30km! 公転の方が数十倍も速いのです。 |
5. 星の固有運動 地球が回っている、その中心にある太陽。その光り輝く星、恒星たちが固有に動いていることを固有運動といいます。私たちには止まって見える星が、みんなグルグル回りながら、実はばらばらに動いています。七夕の星、織姫と彦星や、うしかい座のアルクトゥールスもそれぞれ固有運動をしています。 |
6. 固有運動の発見 1718年、エドモンド・ハーレーが、自分が観測したシリウスやアルクトゥールスの位置と、古代ギリシャ時代に観測された星の位置との違いに気がつき、その動きを発見しました。 |
7. 私たちの太陽系のある天の川銀河 |
8. みんなぐるぐる回転している!? 太陽系は天の川銀河の中心だと思っていたのですが、1918年に、中心からおよそ3万光年のところに外れていることがわかりました。また、銀河の水平面に対して、60度傾いた状態でぐるぐる回っているのです。それも浮き沈みしながら、銀河全体が回っているのです。 |
9. 天の川銀河の回転スピードの謎 天の川銀河の回転スピードは、中も外も同じく秒速200kmくらい。同じ速度で回っているということは、外側は遅れが出るのです。太陽系で生じるような、太陽から近い惑星が速く、遠い惑星がゆっくり回るという、ケプラーの引力法則が効かないところが、とても不思議で謎なんです。 |
10. 銀河同士の衝突 宇宙では、質量のあるものは必ず引き合う。物があるというだけで、引力が働いてしまうのです。私たちの天の川銀河と、お隣のアンドロメダ銀河、この二つの銀河はそれぞれ大きな質量を持って引きあっています。30億年〜50億年経つと、衝突するかも!? |
11. 動いていることに気がつかない? あの猫たちは、1秒で380m自転しながら、1秒で30km太陽のまわりを回って、1秒で200km天の川銀河の中を回って、そして1秒で600km、アンドロメダ銀河に近づいている。それでも、自分たちが動いていることに気がつかない!? |
12. 宇宙はノンストップで動いている |
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