七夕ものがたり

■タイトル

「七夕ものがたり」

■内容

夏の夜空を見上げれば、ぼんやり白く天の川が光ります。
その天の川をはさんで光るふたつの星は、織姫と彦星。
一年に一度だけ、七月七日の夜に
ふたりが無事に逢うことができますように、短冊に願いをこめて…。

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■主な仕様

語り: 山崎和佳奈(青二プロダクション)
制作・著作: 株式会社リブラ HAKONIWA PROJECT
脚本: 鷲巣 亘
イラスト: 塚田洋子
編集: 福留政彦

上映時間: 4分
ご提供可能な形式: HAKONIWAシステム


<注>
当コンテンツは、HAKONIWAシステム(パソコンとビデオプロジェクター)を使って簡単に投影できます。
お手持ちのパソコンやプロジェクターで投影可能かどうか、お気軽にお問い合わせください。


詳細は (株)リブラ 鷲巣(わしず)まで。
TEL 046-272-6384 FAX 046-278-1161 E-mail:washiyk.rim.or.jp

「七夕ものがたり」
七夕ものがたり説明1 七夕ものがたり説明2 七夕ものがたり説明3
1. 昔々、天の川の西の岸に、美しい娘がいました。天の帝の娘で、織姫といいます。織姫の仕事は、その名のとおり、はたおりをすること。天の人々の着物をつくるため、毎日休むことなく働いていました。
2. そんな娘を見て、天の帝は思いました。
「これでは姫がかわいそうだ。いつまでも一人では寂しいだろうから、そろそろ結婚してはどうだろうか?」
3. 一方、天の川の東の岸には、彦星という若者がいました。働き者で、いつもまじめに牛の世話をしています。天の帝は、一目で彦星が気に入り、織姫と彦星は、結婚することになりました。

七夕ものがたり説明4 七夕ものがたり説明5 七夕ものがたり説明6
4. とても仲の良い夫婦となった、織姫と彦星。ところが、仲が良すぎて、二人は遊んでばかり。まったく仕事をしなくなってしまったのです。
5. 織姫が仕事をしないので、天の人々は着物を新しくすることができません。彦星の飼う牛もやせ細り、汚れ放題です。
6. 天の帝もとうとうたまりかね、「もう一緒に暮らすことは許さん。以前のように、天の川の東と西で別れて暮らすがよい。」と、二人を引き離してしまったのです。

七夕ものがたり説明7 七夕ものがたり説明8 七夕ものがたり説明9
7. ふたりの間には大きな大きな天の川が広がって、会うことができなくなりました…。
8. それからの毎日、織姫は泣いてばかり。さすがにかわいそうに思った天の帝は、「織姫よ、そんなに彦星が恋しいのなら、一年に一度だけ、彦星に会うことを許してやろう。」
9.それからの二人は、一年に一度会うことを楽しみに、しっかりと仕事をするようになりました。

七夕ものがたり説明10 七夕ものがたり説明11 七夕ものがたり説明12
10. でも、雨が降ると、天の川の水が増えて渡れなくなってしまいます。そんな時は、どこからともなくたくさんのカササギが飛んできて、天の川に鳥の橋がかかるのです。
11. これが七夕祭りの始まり。せっかくのチャンスに雨が降らないように。
12.そして、織姫にあやかって、縫いものや字が上手になるように、願い事を書いた短冊を、笹に飾るようになったのです。


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