■タイトル「夏の星座解説」■内容夏。気持ちのいい風にのって夏がきました。南の水平線からまっすぐ立ち上がった白い道は、天の川。 それは、まるで天まで届く階段のよう。 この天の川にそって、 夏の星座や美しい星雲を訪ねていきましょう。 >>>PDF版ダウンロードはこちら ■主な仕様ナレーション: 遠藤みやこ(青二プロダクション)制作・著作: 株式会社リブラ HAKONIWA PROJECT 脚本: 高畠規子 星座・神話イラスト: 塚田洋子 編集: 福留政彦 CG: 藤井 昇 天体写真:NOAO/AURA/NSF, The Hubble Heritage Team (AURA/STScI/NASA 上映時間: 20分 ご提供可能な形式: HAKONIWAシステム |
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「夏の星座解説」 |
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1. 南の空低く、燃えるように輝く明るい星。これは、一等星のアンタレス。さそり座の胸元で輝く星です。さそり座の左の方には、小さなスプーンを伏せたような星がならんでいます。ここには上半身が人間、下半身が馬の姿のいて座が、さそりに向かってぴたりと弓をつがえています。 |
2. そのいて座の弓矢の先にはこんな星雲が隠れています。M8・干潟星雲、M20・三裂星雲です。この輝く光の雲は、星のゆりかご。どんどん新しい星が生まれています。 |
3. 天の川をさかのぼって〜 さそり座のすぐ上には、大きなおにぎりのような形のへびつかい座がみつかります。大きな蛇をあやつる男の人は、ギリシャ1の名医、アスクレピオス。その頭にある星は『ラス・アルハゲ(蛇を持つものの頭)』という2等星です。 |
4. すぐお隣で逆さまになった姿の星座は、ヘルクレス座。ギリシャ1の英雄と伝えられています。 |
5. ここには『M13』という名の球状星団があり、望遠鏡で見るとつぶつぶとした星の集まりがわかります。 |
6. 七夕の星をめぐって〜 天の川沿いに向かい合ったように輝く明るい星が二つ。七夕の星ですね。仲がよすぎて仕事を怠けたばかりに、離ればなれにされてしまった織り姫星と彦星は、7月7日、年に1度だけ会う事を許されているのです。 |
7. 織り姫星は、一等星のベガ。ベガと機織り機を中心に星を結んだのが、西洋の竪琴、こと座。ここには愛する妻を求めて黄泉の国まで訪ねていった竪琴の名人、オルフェウスの悲しい恋の物語が伝えられています。 | 8. 一方の彦星は、西洋ではわし座のアルタイルと呼ばれています。神々の王ゼウスがわしに姿を変えて少年をさらっている姿が描かれています。 |
9. 天の川の中には、大きな十字の形に並んだ星があります。『北十字』と呼ばれる、はくちょう座。今度は白鳥に変身したゼウスが、スパルタの王妃レダに会いにいきます。 |
10. 天の川付近の星雲たち こと座の惑星状星雲、M57は星の一生の最後の姿。 |
11. はくちょう座にみられるのは北アメリカ大陸にそっくりの北アメリカ星雲。 |
12. その他にもまだまだたくさんの星雲がみつかりますよ。
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