夏の星座解説

■タイトル

「夏の星座解説」

■内容

夏。遠くの花火を眺めながら、お風呂上がりに浴衣を羽織って、夜の郊外を散歩する…。
夏ならではの楽しみ方ですね。
でもついでに、ちょっと足を止めて、頭の上も見上げてみませんか?
にぎやかな夏の星々が、あなたを迎えてくれるはず…。

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■主な仕様

ナレーション: 鶴ひろみ(青二プロダクション)
制作・著作: 株式会社リブラ HAKONIWA PROJECT
脚本: 高畠規子
星座・神話イラスト・花火映像: 塚田洋子
編集: 福留政彦
CG: 藤井 昇
天体写真:The Hubble Heritage Team (AURA/STScI/NASA)・田部一志


上映時間: 17分
ご提供可能な形式: HAKONIWAシステム


<注>
当コンテンツは、HAKONIWAシステム(パソコンとビデオプロジェクター)を使って簡単に投影できます。
お手持ちのパソコンやプロジェクターで投影可能かどうか、お気軽にお問い合わせください。


詳細は (株)リブラ 鷲巣(わしず)まで。
TEL 046-272-6384 FAX 046-278-1161 E-mail:washiyk.rim.or.jp

「夏の星座解説」
夏の星座解説説明1 夏の星座解説説明2 夏の星座解説説明3
1. 夏はまず、真上を向きましょう。ひときわ明るい星が、真っ白な輝きを放っています。これは、こと座の一等星『ベガ』。夏の星空でもっとも明るい星です。
2. こと座の琴をかたどる平行四辺形の星の並びは、西洋ではオルフェイスの竪琴をさしますが、日本では機織り機に例えられます。そう、ベガは七夕の織り姫星のことです。
3. 織り姫様が見つかったら、今度は彦星様を探してみましょう。ベガから機織り機の方向へずっとたどって見て下さい。ベガよりちょっと暗めの一等星が彦星。両脇のふたつの星は、お供の牛なんです。

夏の星座解説説明4 夏の星座解説説明5 夏の星座解説説明6
4. 彦星の別名は『アルタイル(飛ぶ鷲)』。これは、わし座。神々の王ゼウスがわしに変身して少年をさらっているところなんです。
5. ベガとアルタイルの間に、十字架の形に並んだ星がわかりますか?大きく羽を広げた鳥の姿をしたはくちょう座です。そのしっぽにある明るい星は『デネブ』という一等星。
6. ベガとアルタイル、そしてこのデネブの3つの一等星を結んでみると、きれいな三角形ができますね。これが『夏の大三角』です。

夏の星座解説説明7 夏の星座解説説明8 夏の星座解説説明9
7. 夏の大三角の西側に、ちょっと崩れたアルファベットのHの形に並んだ星々があります。これがヘルクレス座。神話では、生まれながらの怪力で数々の難事業を成し遂げた英雄ですが、ゼウスのお妃、ヘーラのこわい嫉妬にあい、悲劇的な一生をたどります。
8. でも、ヘルクレスが赤ん坊の時、ヘルメスという足の速い神様が、こっそりヘーラの乳を飲ませたおかげで、不死身の体を得ることが出来ました。そのヘルクレスと顔をつきあわせてにらめっこしているのが、へびつかい座。
9. ギリシャ一の名医、アスクレピオスの星座です。手に持った蛇の魔力で、どんなけが人も病人も治してしまいましたが、死んだ人まで生き返らせてしまったので、神の雷に打たれて、命をおとすこととなりました。

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10. はくちょう座のくちばしに輝くのは、二重星のアルビレオ。黄色と青の二つの星が、寄り添うように輝く様子が、小さな望遠鏡でも十分に楽しめます。
11. 南の空、低いところ、アルファベットのSという字の形に並んだ星は、さそり座。それを弓矢でねらっているのが、上半身が人間、下半身が馬という奇妙な格好の賢人ケイローンの星座、いて座です。
12. このさそり座といて座の間から、ずっと上の方へ、はくちょう座を通って北の空へと続く、ぼうっとした白いものが見えたとしたら、それは雲じゃなくて天の川なんですよ。


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