■タイトル「春の星座解説」■内容身を切るような冷たい風が、いつしか頬をなでるそよ風に変わると、 ■主な仕様ナレーション: 鶴ひろみ(青二プロダクション)制作・著作: 株式会社リブラ HAKONIWA PROJECT 脚本: 高畠規子 星座・神話イラスト: 塚田洋子 編集: 福留政彦 CG: 藤井 昇 天体写真:NASA,ESA and The Hubble Heritage Team NOAO/AURA/NSF 上映時間: 19分 ご提供可能な形式: HAKONIWAシステム |
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「春の星座解説」 |
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1. まずは、方角の確認です。空の高いところ。こんな形に並んだ7つの星を探してください。これは、『北斗七星』。北のひしゃくの七つの星という意味の名前です。
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2. この二つの星を結んで、ひしゃくの水をくむ方向に5倍のばした先にあるのが『北極星』。星は、時間や季節とともに、移り変わっていきますが、この北極星だけは、ほとんど動きません。だから、いつでも北の方角の目印として使う事が出来る便利な星なんです。 |
3. 南の空から、左の方にかけて、三つの星が作る大きな三角形が『春の大三角』です。最初の一つ目は、東の空高い所、オレンジ色に輝く星、うしかい座の『アークトゥルス』。うしかい座がつれている2匹の犬は、りょうけん座。犬の首のところにあるのは、王冠をかぶったハート『コル・カロリ』。 |
4. りょうけん座には、おもしろい名前の天体があります。『M51・子持ち銀河』。まるで、大きな銀河と小さな銀河が手をつないでいるように見えることから名付けられました。 | 5. うしかい座のそばには、もうひとつかわいらしい星座があります。まあるくつながった、星の並び、かんむり座です。神話では、クレタ島の王女、アリアドネのかぶっていたものだと言われています。 |
6. 大三角の二つ目は、南の空の低いところで、清楚な輝きを放っている星、おとめ座の『スピカ』。穂先という意味のとおり、ここには麦の穂を持った女神の姿が描かれています。 |
7. このおとめ座には、ちょっと変わったあだ名を持つ天体があります。『M104』。メキシコの帽子ソンブレロに見立てて、『ソンブレロ銀河』と呼ばれています。 | 8. 大三角の最後の星は、『デネボラ』。ししの尾という意味の名のとおり、ライオンの姿のしし座です。 |
9. ししの胸のところの明るい星は、『レグルス』。小さな王という意味で、地動説で知られるコペルニクスが名付け親です。 |
10. ししの視線をたどっていくと、ぼうっとした雲のようなものが見えませんか?これは、古代ギリシャでは、小さな雲とも、小さな霧とも呼ばれた天体ですが、雲ではなくたくさんの暗い星の集まりです。 |
11. そのようすから、かいばおけという意味の『プレセペ』と呼ばれています。プレセペが星の集まりであることを最初に見破ったのは、あのガリレオ・ガリレイ。 |
12. このプレセペを甲羅に乗せてうずくまっているのが、かに座。しし座と同様、英雄ヘルクレスに退治されてしまった星座なんです。
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