ハローアース

■タイトル

「ハローアース」HELLO EARTH
ソコニダレカイルノデスカ?

■内容

人はなぜ他人とコミュニケーションをとるのでしょうか?インターネットは本当の意味で人をつなぐのでしょうか?
でも宇宙人とはどうでしょう? コミュニケーションは人間にとって最も根源的な欲求です。話すこと、書く事、通信すること、ラジオ、電話、テレビ、そしてインターネット。
こうして、距離や言葉の壁は低くなり、自由にコミュニケーションがとれるようになりました。
この番組は、絵文字の世界、印刷の発明などの歴史的な事実を紹介しながら、コミュニケーションの発展をたどります。
そして、人類は地球外生命とコミュニケーションをとる時代がやってくるのでしょうか?

“地球の生命と地球外の生命、両者が相手に求める事は実は同じなのです。お互いに自分が誰なのかを知りたいのです。”
                   カール・セーガン


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制作・著作:Heavens of Copernicus Planetarium,Copernicus Science Centre コペルニクスサイエンスセンター(ワルシャワ,ポーランド)2017年作品
製作:PAULINA MAJDA,MACIEJ RASALA,
   LESZEK MIELCZARSKI,MIROSLAW RESTEL,
   MAGDALENA SOBCZAK,MACIEK SZNABEL
監督:PAULINA MAJDA
脚本:PAULINA MAJDA,MACIEJ MUCHA,MACIEK SZNABEL

日本語版ナレーション:高梨謙吾(株式会社アーツビジョン)
配給・日本語版制作:株式会社リブラ 鷲巣 亘・田部一志
上映時間:31分


<注>
当コンテンツは、HAKONIWAシステム(パソコンとビデオプロジェクター)を使って簡単に投影できます。
お手持ちのパソコンやプロジェクターで投影可能かどうか、お気軽にお問い合わせください。


詳細は (株)リブラ 田部(たべ)まで。
TEL 046-272-6384 FAX 046-278-1161 E-mail:tabeyk.rim.or.jp

「ハローアース」
ハローアース説明1 ハローアース説明2 ハローアース説明3
1. バベルの塔
文明の夜明けと呼ばれる時代。ユーフラテス川沿いのメソポタミアに、古代都市バビロンがつくられました。バビロンの人々は、神々が住むと言われる山々より高くそびえる「バベルの塔」を建てようとしました。それを快く思わない神々は、人間から「言葉」を奪ってしまったのです…。コミュニケーションをとる方法は、現在に至るまで世界中で進化してきました。
2. ニューロン
私たちの天の川銀河は数千億の星で構成されています。人間の脳も、ニューロンと呼ばれる数多くの神経細胞からできています。天の川銀河の星の数に匹敵するほど多くの細胞が、一人の人間の脳を作っています。この仕組みが、とても複雑な信号のやりとりやネットワークを作り、言葉が生まれてくるのです。
3. オフィス
他の人とコミュニケーションをとったり、情報を共有したりするには、まず話すことが大切です。話すことによって、今、起こっていることを説明することはもちろん、過去の思い出を共有したり、将来についてのプランをたてることも、私たちの考えを飛躍させることもできます。

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4. 洞窟から文字の出現まで
最も古い洞窟の絵は、人の手と足を描いたものでした。紀元前4000年頃、絵文字が考えられ、徐々に表意文字へと発展しました。そして紀元前2000年頃、フェニキア文字を起源にギリシア人によって最初のアルファベットが生まれます。それにより、科学、哲学、文学などの分野において、表現は簡単になり、無限の可能性が生まれたのです。
5. 図書室
文字や絵は、最初、動物の皮や、植物を薄く伸ばしてつなぎ合わせたものなどに書き込まれ、その後、中国で考案された紙が使われるようになりました。ある人が書いた文字や絵を、大勢で共有する唯一の方法は、手作業による本の量産です。中世ヨーロッパでは、専門家が一冊ずつ、文字や絵を手書きで書き写し、束ねて本に仕上げました。
6. 印刷技術の発展
15世紀のヨーロッパの人々は、木製原版などに墨や絵の具などを付けて紙に転写したり、文字版を組み合わせて紙に印字する方法を知ります。それらの技術を組み合わせて、画期的な印刷システムを考案したのは、ドイツ出身のヨハネス・グーテンベルクだと言われています。これはかつてない規模の文化革命でした。

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7. 本による広がる世界
印刷により、離れた国の人々がアイデアの交換を迅速にできるようになり、広く遠くへ伝わっていきました。世界中の図書館の棚は、遠い異国や、輝かしい人々の物語を記述した本でいっぱいになりました。本は、今まで経験したことのない舞台へ私たちを連れて行ってくれるでしょう。そこには様々な世界が広がっています。

8. 無人島
人は、誰にも頼ることができず、たった一人になることがあります。文明から離れ、人と接することもなくなってしまったら、あなたの人生はどうなってしまうのでしょう?他人との会話を通じて、意見や気持ちを伝え合うこと。コミュニケーションをとる相手がいなければ?たとえば、遭難して、無人島に一人で暮らすことになってしまったら・・・。
9. 島から宇宙へ
19世紀。サミュエル・モールスが、電気の作用によるモールス信号を使った電報を発明。その後、最初の電信用ケーブルが大西洋に敷かれました。「ワトソン君、用事がある、ちょっと来てくれたまえ。」発明家アレクサンダー・グラハム・ベルは、助手に電話を使って最初の言葉を伝えました。
20世紀になり、ラジオとテレビが登場、そして今や、バーチャルリアリティー、仮想現実まで楽しめる時代になりつつあります。

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10. 望遠鏡
電波を発見し、通信の手段として利用する、ということは、私たちの存在を宇宙の別の存在に気付かせる可能性を高めるということでもあります。私たちが100年以上にわたって使いつづけてきた電波は、既に数多くの惑星に届いているでしょう。同様に、近隣の星に住む、知的生命体の発信した信号が地球に届いている可能性も有るのです。
11. 宇宙人へのメッセージ
1970年代になり、人類はボイジャー探査機を宇宙へ送り出しました。ボイジャーには金色の円盤が乗せられ、地球の人類から宇宙人へ向けた挨拶やメッセージが記録されています。宇宙を海に例えるならば、大海原を漂うメッセージボトルのようなものです。そのメッセージが、最初の星に到達するには、数百万年という時間が必要となるでしょう。

12. インターネットと地球外通信
私たちはコンピューターや電話同士で交わされている膨大な情報の中で暮らしています。インターネットは世界中の機能を変えています。インターネットを活用した新しいコミュニケーション方法が次々と現れています。もうすぐ、地球外知的生命、宇宙人とコミュニケーションをとる方法が見つかるかもしれません・・・。ハローアース!こんにちは、地球の皆さん!そこに誰かいるのですか?


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